奄美大島ー大島高校同窓会ー

丸田実行委員長のご挨拶

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鹿児島県立大島高等学校創立120周年
実行委員会 委員長 丸田卯禮男

 奄美の爽やかな明るい季節、純白で優雅な白百合が咲き香る佳き日に、鹿児島県立大島高等学校創立120周年を迎え、県ご当局をはじめ、歴代校長先生、本島内のご来賓をお迎えし、厳かに記念式典が挙行出来ますことを、衷心より厚くお礼申し上げます。
 この度は、新型コロナウイルス禍の影響により、参加者を主に、島内の方々とし、生徒は3年生が代表となり、1・2年生は、教室にてリモート参加となりました。式典の様子は、ユーチューブでライブ配信となりました。
 私達の母校大島高校は、明治34年に大島農学校として開設され、明治、大正、昭和、平成、令和と5代に渡り、力強く発展をしてまいりました。
 大正5年、大島中学校、昭和24年、県立大島高等学校第1部として発足され、幾多の変遷を経て、地域の最高学府として、学問に集中し、文化、スポーツの発展と人材育成に大きく貢献をしながら、今年、創立120周年を迎えることになりました。
 正に、多くの先人達の努力の賜物が、素晴らしい歴史と伝統を築いて来ました。
 このことは、第8代校長龍野定一先生による「厳訓無処罰の教育」から育まれたものです。師弟学友は、信じ合い、敬い合い、協調し合って、真の教育がなされ、生徒の個性や才能が発揮されました。そして、質実剛健な第12代校長奥田愛正先生に、文武両道の精神が引き継がれ、学力とスポーツの向上が図られました。更に、奥田先生は、初代安陵会会長として、会員名簿の作成、母校の発展と深い絆の確立、安陵奨学基金や教育振興基金を創設。現在も、母校の充実発展に寄与しています。今から、20年前、第27代校長藤山萬太先生が、第3代安陵会会長となり、創立100周年記念事業を盛大に実施されて、早20年が過ぎました。
 その間、平成26年3月、第37代校長屋村優一郎先生在任中に、青少年の夢と憧れの甲子園へ21世紀枠で初出場、堂々たる全力プレーは、感動的でありました。
また、全国一円から奄美同胞が甲子園に集結、大高応援団の後押しとなり、一糸乱れぬ応援は、最優秀賞に輝き、奄美同胞の快挙でありました。
 今後も、学校、PTA、安陵会が一丸となり、その歴史と伝統を守り、地域から愛され、見守って頂けるよう努力して参ります。
生徒の皆さんは、素晴らしい校訓をしっかり身につけ、安陵精神を誇りに、頑張って下さい。安陵会員は、先輩を敬い、若い会員との絆を深めて参ります。
この度は、新型コロナウイルス禍や7月豪雨災害で大変な折、ご支援、ご協力を頂き誠にありがとうございました。
 特に、5期生榮 季一さん、6期生畠 義利さん、11期生久保末一さん、18期生原田千賀子さん、30期生茆原千加子さん、31期生大島郁子さん方には、多額のご支援を賜り、心から厚くお礼を申し上げます。
 終りに、本日ご臨席を賜りました皆様と、ご協力、ご支援を頂きました多くの方々に、心から感謝を申し上げると共に、益々のご健勝と母校の発展をお祈り致しまして、挨拶とします。

120周年式典のご報告とお礼

 入梅とともに、梅雨空が続いておりますが、皆様におかれましては、益々ご健勝のことと拝察致します。
 先日、5月7日(金)は、新型コロナウイルス禍の中、皆様のご協力により、鹿児島県立大島高等学校創立120周年記念式典は、無事終了致しましたことを、心から感謝申し上げます。
 記念事業を進める為に、2年前から安陵会会員名簿を作成し、会員の志気を高め、進めて参りましたところ、新型コロナウイルス禍の影響を受け、奄美大島本島内の方々に参加を頂き実施する予定でした。しかし、4月30日(金)に最終判断がなされ、大高未来塾、慰霊祭は中止、式典は、学校長、PTA会長、安陵会会長の3名と3年生だけの参加となりました。
 1、2年生は、教室でリモート参加となり、式典の様子は、ユーチューブでライブ配信となりました。30分のパフォーマンスの上映は、大変素晴らしい企画だったと好評を受けておりました。それにつけ、大高未来塾講師や慰霊祭に携わる方々、そして、来賓として参加を予定しておられた皆様には、大変申し訳なく思うことでした。
 式典終了後、多方面からライブを見て、大変感動したと報告があり、母校に対する熱い思いを強く感じました。
 式典でも申し上げましたが、出費多難な折、多くの皆様からご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
 また、学校当局をはじめ、PTA、安陵会と記念事業に携わって頂きました皆様に、心からお礼を申し上げます。
 終りに、母校や安陵会を思う時、厳訓無処罰の教育で、母校を構築された第8代校長、龍野定一先生、安陵会組織を確立された第12代代校長、奥田愛正先生お二人のご功績は偉大であり、これまでの伝統を培って下さったことに感謝し、お二人の胸像をお守りすると共に、未来永劫に母校の発展を祈念しまして記念事業終了のあいさつと致します。
  令和3年6月吉日
                      実行委員長  丸田 卯禮男

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